法隆寺宝物館ではル・コルビュジエのLC2のソファの他に、Mario Bellini(マリオ・ベリーニ)デザインの412 CABのアームチェアが置かれていました。
マリオ・ベリーニはイタリアの建築家です。
赤のCABチェアを初めて見ました。
内部の鉄パイプを厚い革のジャケットで被せています。
この作品はMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションとして収蔵されています。
この近代建築にとても合っていました。
Mario Bellini(マリオ・ベリーニ)(1935年- )
マリオ・ベリーニが設計した小淵沢リゾナーレ
マリオ・ベリーニの言葉
機能に従えば完璧な形が生まれるなんて馬鹿げている。慣習、感情、文化などから生まれる形だって機能的でありうる。機能が生み出した名作とされるものに、ル・コルビュジエの椅子がある。しかし彼は素晴らしい芸術家であり、だからこそ現代も感動を誘う家具になったと私は思う。彼にとっての機能は、文化や時代と深く結びついていたはずだ。
法隆寺宝物館
東京都台東区上野公園13-9
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