やかん探し

 

今年から個人輸入を始めて、最初の数ヶ月海外のサイトでやかんを探していました。

 

うちではやかんはキッチンに出しっぱなしにしています。

 

他のなべと違って、使い終わったら仕舞うということはしていません。

 

なべはフィスラーのストラクチュラやWMFのものを使っていて、見かけ重視で選んでいます。

 

やかんは柳宗理氏デザインしたものです。

 

このやかんは良くできていて、かれこれ10年以上使っています。

 

樹脂が使われていて、見かけが昭和なのですが、ストレスを全く感じないので、たぶんこのやかんをこれから先もずっと使い続けていくと思います。

 

ただ、副業で個人輸入をして販売していますので、海外のサイトでデザインがかっこいいポットを探し続けていました。

 

 

 

 

 

 

フィンランド製のフィネルのポットはインテリアに合うホワイトやブルーなどを仕入れて、自己満足で売ってきました。

 

実際に手にとると、ルクレーゼ並みにずっしりと重く、男性向きの骨太なつくりです。

 

ポット自体に重量があるので、水やコーヒーを入れて、片手で持つというのは少々つらいかもしれません。

 

しかし、存在感があり、絵になります。

 

送り出す時は、あなたなら大丈夫、きっと購入者に喜んでもらえるよ、と言って送り出していました。

 

しかし、フィネルのポットは廃盤品で、未使用品が世の中にあまり出回ってないこともあり、ここでポットの仕入れが止まってしまいました。

 

かっこいいものが他に海外に数点あることはあるのですが、品質にがっかりした、という口コミの一文を読むと躊躇してなかなか仕入れまでには至りません。

 

そもそも海外では電気ポットが主流のようです。

 

そして完全にやかん探しを止めたきっかけが、Vippのサイトで柳宗理氏のやかんを見かけたことでした。

 

やはりこれ以上のやかんはないということなのか。。。

 

 

 

 

以前、NHKのプロフェッショナル・仕事の流儀という番組で、宮崎駿氏の創作現場を拝見しました。

 

自宅の台所でお湯をわかす場面があるのですが、柳宗理のやかんを使われていました。

 

ぴったり合っていました。

 

台所にはきれいさっぱり何も置かれておらず、やかんだけなんの違和感もなく置かれていました。

 

ジャスパーモリソン氏が無印良品のやかんをデザインしました。

 

ん?オマージュっていうこと?

 

 

 

 

やかんというジャンルではないのですが、先日松屋銀座のデザインコレクションで、小泉誠氏デザインのホーロー製のドリップポット「Kaiko」を拝見しました。

 

 

これはいい!!すてきな物が登場しましたね。
注ぎ口が注ぎやすい形状なのが特徴です。
持ち手が樹脂ではないため、火にかけた後直接持ち手を持つことはできませんが、なかなか雰囲気がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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