Kaico 陶器のようなホーロードリップケトル

 

プロダクトデザイナー、小泉誠氏がデザインしたKaikoのブラックバージョンが気になり、取り寄せてみました。

 

ホワイトバージョンですと、ツマミは天然木の色のままなのですが、ブラックバージョンのツマミは木の上に漆を施したものになり、ホーローと漆の組み合わせが今までになくおもしろいかなと思ったのです。

 

 

ホーローの色は黒と墨(グレー)、両方を購入し、漆は4種類ある中、口コミを見て錫蒔(すずまき)を選びました。

 

 

 

 

ホーローというのは鉄とガラスでできていて、これまで見てきた白のホーローは、遠くから見てもホーローと認識できる材質のように思いました。

 

しかし、ブラックの場合は、光の加減によると思いますが、一見ホーローに見えず陶器のように見える時があります。

 

また、小さなツマミですが、錫蒔(すずまき)の色が効いていて、ホーローのカジュアルさが薄くなるように思います。

 

 

 

 

そして、なんといってもこのKaicoの形状で一番目がいくところは、鋭角的な注ぎ口ではないでしょうか。

 

この形状が注ぎやすく、そして見た目が本当にかっこいいです。

 

 

 

 

さらに力説したいところが、持ち手部分の形状です。

0.95リットルは円形ではなく、台形なのです。

 

 

 

 

その、以前フィスラー・ストラクチュラの鍋について語りましたが、その前にフィスラーのファミリーラインを使用したことがあり、ファミリーラインの円形の持ち手とストラクチュラの台形の持ち手に歴然の差をすごく感じたのです。

 

台形はストレスなくつかみやすいんです。

 

 

 

 

それがきっかけになり、つかみにくい円形の持ち手デザインを買わなくなりました。

 

黒と墨の違いなのですが、写真では一見どちらも同じ黒色に見えます。

 

でも、光の加減で墨は濃いグレーなんだと認識できます。
下の写真は墨(グレー)

 

 

 

 

どちらもそれほど違いを感じず、素敵で迷うところだと思いますが、少しやわらかさやあいまいさを求める人は墨(グレー)を選ぶんだと思います。

 

 

ツマミが天然木であり、漆塗りであるため、長く水に浸けおくことができず、また長くストーブの上に置くこともできません。
長く水に浸けたり、長く火にかけたりするとツマミにひびが入るようです。

 

そういった扱いづらさはありますが、それでも小泉誠氏のデザインが好きな方は、これは好きだと思います。
小泉氏の力作ではないでしょうか。

 

 

 

 

白と錫蒔の組み合わせが見たいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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