茶筒については長期にわたり(10年以上?)探し続けていました。
お金があれば、悩む必要なく開化堂のブリキの茶筒を購入していると思います。
しかし、稼ぎが少ない自分には高嶺の花でした。。。
それがこの度、職人技を感じる日本のステンレス製の茶筒にめでたく出逢えたのです。
それはConran Shopで売られていました。しかも大格安の値段で。
定価なのに3000円ぐらいです。
この値段ですと、一瞬中国製?と頭をよぎりますが、日本製なのです。
そしてすごくいいものなんです。
私は ”肉厚ステンレスのヘアライン仕上げ” をこよなく愛しているのですが、この茶筒はまさにそれです。
ドイツの Fissler や WMF が好きな方はもれなくこの茶筒を好むと思います。
そしてこの茶筒のいい点はステンレス製なので、もれなく洗えるということです。
すっきり洗えるって大事です。だって日常使用していますと、外側に水あかとか普通につきますから。
また、肉厚ステンレスなので、蓋を開けた時、手が切れそうになる心配が皆無です。
そしてそして、ヘアライン仕上げなので、指紋が目立たず、経年変化で古びることはありません。
インテリアを損ねることもありません。
素材は最高級の18-18ステンレスです。(クローム18%・ニッケル18%以上を含む)
ステンレスの中で最も明度が高く、耐食性が高いものになります。
この茶筒のデザイナーは金属加工職人 富田 勝一 氏。(1940-2012)
以前は、ステンレス鋼材の一枚から裁断、成形、磨き上げまで富田氏のオールハンドメイドだったようですが、現在は同じ新潟県燕市で氏の意思を引き継ぎ、新しい製造工程で生産し続けているようです。
なお、この茶筒には一つ難があります。。
密閉性は高いのですが、ものによってはフタの本体への閉まり具合がスムーズでないものがあると思います。
私はShopで時間をかけて数ある茶筒から、閉まり具合をみてスムーズに下に落ちるものを選んだのですが、なかにはスムーズに落ちず多少ひっかかるものがありました(汗)
ネット注文ですと、蓋について選べず、ひっかかってしまうものが送られてくる場合があるかと思います。
要望を出せるサイトに注文するのもいいかもしれません。
蓋が問題ないようでしたら、この茶筒は間違いなく名品です。
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