Jacob Jensen 落ち着いたたたずまいの電話機

 

日本で購入できる固定電話機のデザインものというのは、多くはないです。

 

携帯が普及し固定電話の需要が少ないためか、一部のメーカーを除きデザインに力を入れてる様子はなく、量販店で売られてる電話機のデザインは一様にパッとしません。

 

部屋に置いても悪目立ちするようなものが多いと感じます。

 

直立している電話機が増えてきましたが、それですとデザイン的にスッキリ感がありません。

 

高さは抑えたいところです。

 

そして何よりつや消しを施されたものがほとんどないので、プラスチック感溢れてる物が大半です。

 

Jacob Jensen(ヤコブ イェンセン)の電話機もプラスチックではありますが、シルバーとブラックのモノトーンで、かつマットなので、見ていてシックで落ち着きます。

 

プラスチックはマットに限りますねー。

 

デメリットは受話器も固定されてるところですが、今や自分宛にかかってくる電話はほぼスマホなので、固定電話はツールではなくインテリア小物として存在してます。

 

どんな部屋でも合うと思います。

 

このプロダクトのデザイナーはデンマークの Jacob Jensen (1926.4.29 – 2015.5.15)

 

 

 

デンマークを代表するデザイナーで、Bang & Olufsen のチーフデザイナーとしてオー ディオや電話機などのデザインを手がけ、この時期に生み出した18点の製品がMoMAのパーマネントコレクションに選ばれています。

 

彼がデザインした作品はモノトーンの配色とミニマルなデザインで統一されており、誰が見ても一目で彼の作品と分かる程に世界的な認知を受けているということです。

 

デザインは万人に理解される言語である

 

というフォルムランゲージを提唱していました。

 

彼のデザインしたものを並べてみます。

 

統一感ありますね。 スタイリッシュで都会的です。

 

徹底して削ぎ落としているデザインです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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