東京都現代美術館で開催されているジャン・プルーヴェ展を観に行ってきました。
この展覧会では家具だけでなく、プレハブ住居も展示されていました。
「組立・解体可能な建築と建築部材」の展示風景
ジャン・プルーヴェは自身のことを構築家と称していました。
この展覧会の面白いところは、家具や住居の部材も展示されていることだと思います。
1日で組み立て、解体ができる住居のようです。
ジャン・プルーヴェの言葉
土地に痕跡を残さない建築をつくりたい。
世界に3台しかない幻の自転車
ジャン・プルーヴェは工業デザイナーとして功績を残しただけでなく、フランスの市長や大学の教授なども務めていました。
プレハブの住居は何百棟も製造して、フランス国内の貧困層だけでなくアフリカにも送付していました。
驚くほどバイタリティがあり、志が高い工業デザイナーです。
ジャン・プルーヴェの哲学がわかる濃い内容の展覧会でした。
東京都現代美術館
東京都江東区三好4丁目1−1
ジャン・プルーヴェ展 2022.7.16 – 10.16
月曜定休
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