元エンジニア・モビールの巨匠・カルダーの画集

パリで購入した画集はミロのほかにカルダーのも購入しました。

 

ミロのと同じ版元Derrière Le Miroir (デリエール・ル・ミロワール)です。

 

Alexander Calder (アレクサンダー・カルダー)は動く彫刻、モビールで有名な巨匠です。

 

カルダーは1898年7月アメリカ・フィラデルフィアで生まれました。

 

祖父・父ともに古典彫刻家、母が画家という美術一家といった環境の中で育ちますが、エンジニアを目指すため工科大学に進学します。

 

機械工学を勉強したのち、機関士として客船H・F・アレキサンダー号に乗船し、運命的な光景を目にします。

 

「或る朝早く,ガテマラ沖の静かな海上で、私は寝床一巻いたロープだったが・・から,一方に火のように赤い日の出,他方に銀貨を想わせるような月を見た。全航海で最も強い印象を受けたのがこの光景であった。それは太陽系についての忘れられない感動を残した」

 

宇宙が彼の基本テーマとなり、1932年にニューヨークで初めてモビールを展示。

 

その後、動かない巨大彫刻・スタビルを制作し、公共空間に設置されるパブリック・アートとしても社会に認知されるようになります。

 

 

 

 

 

 

カルダーは芸術を志すようになって、数年パリに滞在していた時期にミロやモンドリアンと交流を深めていたみたいですね。

 

ミロと親友であったことが書かれていました。

 

 

この画集はカルダーが亡くなった年1976年に出版されたものになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔、新宿切手センターでアメリカのカルダーの切手を見かけ、衝動買いしました。

 

 

 

 

カルダーのモービル、欲しいことは欲しいですが、うちには飾る空間がどこにもないのが残念です。。

 

 

 

 

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