つい最近まで、家で食事をする時は、竹の箸で食べていました。
竹の箸は先端が尖っていないので、物をつかみやすく、また使いごこちがよく、表面が塗られていない点も気にいってました。
しかし、1ケ月ほど経つと変色をし、しみったれた感じになるのが難でした。
何か天然木でいい箸がないかなと探して購入したのが、無印良品の箸と、Living motifで売られていた五角箸です。
Living motifで手にとって、衝動買いした箸は、斧折樺(おのおれかんば)という岩手の銘木で作られたものです。
手にとった瞬間即、硬質でシャープだな、と思いました。
斧折樺という木は斧が折れるほどに硬い木で、緻密なので水に強く長持ちするそうです。
そして箸の形が五角で角張っているため、余計硬さが心地よく感じられました。
これまで、五角や六角の箸の形状に全く魅力を感じなかったのですが、その形には意味があるようで、
1. 持ちやすい
2. 先まで角があるので滑りにくい(麵が食べやすい)
3. 正しく持てる
と、使いやすさを追求した結果の形状のようです。
願わくば、もっと硬さを味わえるように、もっと太めに作ってくれたらな、と思いました。
でも、この箸を買ったことがきっかけで、箸探しって案外面白いかもと思えました。
無印良品ではメープル材とうっすら漆で塗られた箸を買いました。
メープルは木目がキラキラして美しく、清潔感があります。軽いのがタマニキズですかね。
うっすら漆塗りは、すべすべ感がウレタンとは違い、オイル塗りのようで触りここちが気持ちいいです。
使い捨ての箸ではなく、そてし、べったり塗装されてる箸でもない、天然木の箸を使って食べるというのは、本当に気持ちのいいものですね。
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