町田市にある簗田寺(りょうでんじ)の精進料理食堂「ときとそら」のランチを食べにいきました。
地域に根ざしたお寺で、マーケットやライブ、坐禅会、お茶会等を度々開催して、多くの人が集まり賑わいのあるお寺です。
2023年より宿坊と食堂の営業も始められました。
テーブル席、お座敷、テラス席があります。
漆黒の床や照明がモダンです。
造作家具がすてきで、何の木で作られているのか目を凝らしてみたのですが、わかりませんでした。
テーブルも食堂用にデザインされたものです。
2月 山椿御前 (2500円)
毎月テーマがあります。
こちらのお寺の近くに稲荷神社があり、2月は地域の方々が油揚げや赤飯を持ってお参りに来るそうです。
山芋を入れて焼いた油揚げが美味しかったです。
わ〜って思わず声が出た、練り切りの山椿。
奈良の東大寺の庭に咲く、赤と白のまだら模様の良弁椿を表現しているそうです。
2月に来てよかった〜と思わず声が出ました。
食べたところユズ味でした。
練り切りのスキルがあるっていうのが、ポイントが高いように思いました。
2023年夏のテーマ 「銀河鉄道の夜」
とても楽しそうな精進料理です。
大人も子供も楽しめますね。
茶色の寒天は、どんぐりの寒天です。韓国の料理で、トトリムクと言うそうです。
どんぐりって食べられるのか〜。味は、想像どおりではあります。
サラダはいちじくのサラダ。
蓮の葉の中は、宝袋。
油あげの中に宮沢賢治の物語にちなんだ野菜が入っていました。トマト、山菜など。
2月は持ち帰れるおしながきをいただきまして、裏を見ると御朱印とご住職の直筆の文字が書かれていました。
ご住職、マメすぎます。
ここのお寺に来ると、毎回素敵だなぁと思います。
お寺って、そもそも忙しいところだと思うんですよね。
マーケットやライブのイベントの取りまとめもすごく大変だと思うんですよね。
盛況で県外からも人が来て長蛇の列でしたから。
その上、宿坊と食堂って、、、しかも毎月テーマを決めてのメニュー構成です。
どんだけ全力疾走。
でも、みなさん、ゆったりと接客をされてます。
季節を感じ、学ぶところが多いお寺です。
簗田寺(りょうでんじ)精進食堂「ときとそら」
東京都町田市忠生2-5-33
金・土・日営業
第一部 11:30-13:00
第二部 13:00-14:30
042-791-0602(受付時間9時−17時)
comment