企画展名が「美を使うよろこび」
日頃そのような気持ちで過ごしていますし、タイトルに釣られたこともあって行ってきました。
私は日常で使う道具のデザインや美というものに感謝している日々を過ごしています。
ガタガタになった心を立て直してくれます。
今回何か新しい美に巡り会えたらという思いで行ってきました。
町田市立博物館は昭和48年開館した建物で、想像以上に昭和の雰囲気がとても濃かったです。
展示されているのは多摩クラフト協会の作家さんの作品です。
ガラスケースに飾られている作品もありますが、手にとることができる作品も多かったです。
独断ですが、自分が美しいと思った作品を載せます。
山元博基氏の軽量椅子 「ヤマモト・レッジェーラ」
どこから眺めても絵になります。
座面のペーパーコードがやっぱり好きです。
漆工房「黒庵」の上條宗長氏の作品
漆工芸品でこんなにかっこいいのを初めてみました。
ちょっと近寄りがたいほどの美のオーラが出てます。
黒って上質さが出せる色なんだと改めて思いました。
光本岳士氏の作品
お線香立てだそうですが、一輪ざしにもできるとのことです。
花の箇所がつまみになっていて、お線香を入れる箇所が上げ下げできるようになっています。
丁寧に作られた作品の姿というのは見ていて気持ちがいいですね。
部屋を凛とした空気にしてくれそうです。
美を使うよろこび展(2018.2.3 – 2.25)
町田市立博物館
東京都町田市本町田3562
電話:042-726-1531
開館時間:午前9時から午後4時30分まで
休館日:月曜日
入館料:一般300円
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