また青野原野呂ロッジに来てしまいました。
前回はグループで訪れたのですが、今回は年老いた親と二人っきりのデイキャンプです。
デイキャンプにのぞむにあたり、いろいろと心配事があり、正直めちゃくちゃ気が張りました。
寒がりで、転びやすく、気が短く、バーベキューの経験が皆無な親を連れて行くこと。
自分はというとBBQ道具を一つも持っていないので、短期間でイチから揃えるということ。
火おこしというのもしたことがない。。。
車がないので、限界までバスを利用しますが、途中からタクシーを利用せざるを得ず、タクシーがつかまるのかも不安材料でした。
平日だったら現地近くまでバスが走ってます。
結果から言うと、親は楽しんだ様子が見られませんでした。。。とほっ。
要因は2人だけのBBQなのに、大荷物を自力で運び、3回乗り継ぎ、スーパーで買った魚貝が砂だらけ、肉が焦げだらけになってしまったことです。
親からはもうキャンプには行かないかも、と言われてしまいました。
仕事を変えたばかりなので、まだ有給休暇がとれず、日曜日に行きました。
横浜線橋本駅で北口の改札を出て、三ケ木方面行きの神奈川中央交通バスに乗ります。休日でも10分間隔で発車してます。(一人400円)
30分ほど乗って、中野上町のバス停で降り、ダイエー津久井店で魚貝、肉などの買い出しをしました。
ダイエー津久井店
相模原市緑区中野997−1 開店8:00
広く、きれいな店舗なので、気持ちよく買い物できます。
旅行出発前の空港が広く新しいとテンションがあがりますよね。
ここのスーパーも新しくきれいで、アウトドアで訪れる人のことを意識してるので、気持ちよく買い物できます。
ホタテは砂だらけでしたが。。。
ここで津久井交通(0120-840-331)に電話し、ダイエー津久井店から青野原野呂ロッジまでタクシーで行きました。乗車時間は約15分。2900円でした。
帰りは青野原野呂ロッジから三ケ木までタクシーに乗り(2200円)、三ケ木からバスに乗り、橋本駅北口まで行きます。(1人430円)
キャンプ場では、1人500円払いました。
椅子は無料で借り、炭は500円で購入しました。
バーベキュー道具もレンタルできるみたいです。
素直にこのキャンプ場でなにもかも借りればよかったかと。。
トータル7キロもの道具と食材を1人で運んだので、重さにこたえました。
泊まりでもないのにこれだけの荷物を運ぶって、今考えたらスマートさが微塵もありませんでした。
気が張っていたせいで、この日は2人とも食が細く、食材を半分も消化できませんでした。それをまた持ち帰るという、かっこわるさ。
この日飲んだのは新潟県産エチゴビール。国内初の地ビールです。
キャンプ場でしか見られない景色があるのなら、今後もいろいろとキャンプ場に行くつもりです。
もっと荷物を軽量化していくことが課題ですね。
帰り際に受付でタクシーを待つ間に、オーナーに橋について聞いてみました。
いつ架けられた橋なのですか?
聞いときながらすぐ忘れてしまったのですが、1960年代とおっしゃってたと思います。
そして今年、この橋で災難に遭われたとか。
オーナーがお風呂に入っている間、若者が橋で花火をして、板と板の間に花火を挟んで吊り下げていたらしく、お風呂を出たあと、橋の下にかかってる緑の化繊の網に火が燃え移ってるのを目にしたそうです。
周りは山。山火事になったら大変だと、急いで消防車を呼んだそうです。
大事には至りませんでしたが、消防車が沢山来てしまい、かなり賑やかだったとか。警察からも取り調べを受けて、散々だったんですよー、と。
でも、その口調がおおらかな人の口調でした。
自然の中で働いてる、大人の男の人の口調です。
ロケーションがいいだけでなく、オーナーの人がらもあって、多くの人が訪れるんですね。
タクシーが来たら、女のスタッフさんが、どうぞと知り合いのタクシーの運転手に飲み物を手渡し、スタッフ全員で見送ってくれました。
なかなか感じがいいキャンプ場です。
スマートなデイキャンプはできませんでしたが、キャンプ場に通うと、ちっさく生きてる自分に少し深みを与えてくれるかもしれないと思いました。
青野原野呂ロッジ
神奈川県相模原市緑区青野原931
tel 042-787-1360
要予約
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