MAKI Gallery 天王洲に行った話の続きです。
ギャラリーの奥の部屋は、Jonas Woodのテニスコートの絵がずらっと展示されていました。
色使いがおしゃれです。テニスコートって絵になりますね。
競技場って簡潔でかっこいい場所なんですね。
このシリーズは確かに切手のように集めたくなりますね。
MAki Galleryは思ったよりも広い空間で、作品がかっこいいものばかりでしたので、観た後はとても充実感を感じ、晴れ晴れとした気持ちになりました。
広い空間というのがとても重要なんだなと思いました。
そして、アートというのはこんなにも、ときめかせるものなのかと、改めて感じ入りました。
ここに来て自分の生活を改めたくなりました。
なにせしみったれた生活をしているので、広い空間を手に入れてアートに囲まれた生活をしたくなりました。
また、このギャラリーで好みの作品を撮れたことがとてもうれしかったです。
このギャラリーに来る前に、原美術館に行ったのですが、そこでは中庭でさえ写真が撮れませんでした。。
原美術館の中庭はとても完成された庭でした。展示されてたどの作品よりもアートしてました。
アール・デコの建物や一つ一つの木の樹形、青々とした芝生、外国の雰囲気が漂うテラス席がとてもかっこよく調和していました。
撮影禁止なのが悲しすぎる。。。
目に焼き付けるしかないのかと、テラスでお茶をし、長居をして中庭の空間を満喫しました。
しかし一方で、撮影禁止にするなんて、なんで今の時代に酷なことを要求するのだろう、と釈然としない気持ちに包まれました。
例えて言うなら、美味しそうなものを差し出されて、
これ美味しそうでしょう、でも食べないでね、目に焼き付けるだけにしてね、と言われるようなものです。
自分だけではないと思いますが、スマホで写真を撮ることによって、なんとか折り合いをつけ、じんわりと消化して、次に目を向けていく人間もいるのです。
また、ここで展示された作品の画家や作家も、撮影禁止を望んでるのでしょうか。
作品を観て感動しても、写真なしに人に説明するのは容易ではありません。
観たものを自分の心の中に留め置くのも容易ではありません。記憶が薄れてしまいますから。
このコロナ渦ということもあり、鬱々とした気持ちでいただけに、MAKI Galleryの空間に入って、気持ちが晴れた思いがしました。
この状況だからなお、人にはアートが必要ですね。
MAKI Gallery 天王洲
東京都品川区東品川1-33-10-1F
営業時間:火~木曜、土曜 11:00~18:00/金曜 12:30~20:00
定休日:日曜・月曜
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