河口湖にある久保田一竹美術館は沖縄の琉球石灰岩を多用した美術館です。
これまで自分は関東の日本庭園などで琉球石灰岩を目にした記憶がありません。
琉球石灰岩の形状と白すぎる色が、しっとりとした庭園に取り入れづらいのではないかと勝手に思っていました。
それが、久保田一竹美術館にきて、くつがえされました。
なんとも紅葉や青空が映えるアート性のあるステキ空間になるのです。
紅葉したドウダンツツジとモミジと琉球石灰岩という組み合わせがいい感じです。
緑も映えます。
琉球石灰岩は個性的な空間に仕上げ、他にメリットとしてはやわらかさ、明るさがでますね。
それと青空と草木が映えます。
琉球石灰岩を使うことにより、他にはない唯一無二の美術館になったように思います。
コロナで長く休館中になる際、久保田一竹美術館のインスタ投稿に、悲痛のコメントが寄せられているのを見かけました。
80歳になる母親を連れて行く予定を立てていたのに、など泣きのコメントをぶつける方々の気持ちが、ここに来て分かったように思います。
他にはない空間なので、そりゃあ泣きたくなりますよね。
久保田一竹美術館
山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255
入館料 1300円
不定休
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