9月の下旬に杉並区にある東京女子大学の歴史的建造物を見に行ってきました。
一般見学は事前予約制で、大学のホームページのトピックスのページより申し込みをしました。
東京女子大学にはチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドが設計した礼拝堂があります。
2021年12月に放映されたテレビ東京の番組「新美の巨人たち」で目にして以来、ずっと見に行きたくてしょうがない気持ちでいました。
2020年から新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一般見学ができない状態が続きましたが、2023年の7月から再開というお知らせを目にし、すぐに申し込みをして、念願が叶った次第です。
1、2ケ月おきに見学会がありますが、1回の見学の定員が14名ですので、狭き門ではあります。
一般見学の時間帯は9:30~10:30の1時間で、職員の方が校内のアントニン・レーモンドが設計した7つの歴史的建造物について案内し、解説してくださいます。
礼拝堂の外観
1938年竣工で、コンクリートブロック積みで建てられました。
一見、沖縄の花ブロックに近いように見えました。
第二次世界大戦の時は標的とならないよう、コールタールで迷彩色に塗装され、戦後は白く塗り替えられました。
緑の芝生によく映えます。
中はすばらしいの一言です。
この日の天気は晴れで、気温は34度ぐらいあり、夏の太陽の光が厳しかったので、ガラスの色が一際鮮やかに見えました。
上の方のステンドグラスの色が42色
下の方は形も色もさまざまな石で貼られた乱張りの壁です。
礼拝堂の壁が乱張りというのが珍しいように思いました。
色数が多いにもかかわらず、目にうるさい感じがありません。
上を見上げると
うわぁ。。。。コンクリートブロックとステンドグラスの組み合わせがステキすぎる。。
<つづく>
東京女子大学
東京都杉並区善福寺2-6-1
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