隈研吾氏が設計した明治記念ミュージアムの中は、まるで森の中にいるような空間でした。
建物に入って、おっと思ったのが窓ガラスでした。
前の日激しく雨が降ったのですが、窓ガラスに雨が流れたあとがあり、そこに強い日差しがあたって一部の窓ガラスが曇り幻想的に見えました。
天井も高いですし、木の香りがしますし、猛暑が続いて疲れきっていた体や心が整えられるような感じがしました。
隈研吾氏はこの建物を建てるにあたり、可能な限り透明な空間を実現し、構造のシャープさと、空間の暖かさ、やわらかさとを両立させたそうです。
ここは人があまりいなくて穴場です。
乱れた心を整える場所としても適しているように思いました。
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