銀座にあるポーラ ミュージアム アネックスで開催されていた西島雄志氏の「瑞祥 zui-shou 時の連なり」展を見に行ってきました。
西島雄志氏の作品は銅線をぐるぐると渦状に巻いたパーツで作られています。
動きが感じられるんですよね。
こちらのニホンオオカミの彫刻は気配というものが感じられます。
最小限にとどめた数のパーツで構成された彫刻なのですが、姿がとてもリアルで、存在感があります。
これは本当に見事。
彫刻というのは空間デザインも合わせて楽しめるところが面白いんですよね。
絵画の展示の空間デザインのほとんどが美術館の趣向になりますが、
現代彫刻の展示の場合は、彫刻家が彫刻を取りまく空間も含めて作りあげることがあるので、見る側はより作品に没入できるのがいいんですよね。
西島雄志「瑞祥 zui-shou ―時の連なり―」
ポーラ ミュージアム アネックス
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
2023年4月28日-6月4日
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