アーティゾン美術館で開催している「空間と作品」を見てきました。
黒いダイニングテーブルの周りにカミーユ・ピサロが描いた4枚の連作「四季」が展示されています。
これらの絵はフランスの銀行家の依頼で描かれ、銀行家の別荘のダイニングルームに飾られていたそうで、ダイニングルームをイメージした展示になっています。
この黒いテーブルが超絶かっこよかったです。
アーティゾン美術館は展示室にピアノを置くことがありますが、このテーブルのほうが印象的です。
パブロ・ピカソ 《腕を組んですわるサルタンバンク》 1923年
ピカソの作品を眺める位置にCABのチェアが置かれていました。
しばしチェアに座って、所有者の気持ちになって絵をながめました。
アルフレッド・シスレー 《サン・マメス6月の朝》 1884年
ポール・セザンヌ 《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》 1904-06年頃
アンリ・マティス 《石膏のある静物》 1927年
ヴァシリー・カンディンスキー 《二本の線》 1940年
藤田嗣治 《猫のいる静物〉1939年
毎回見ごたえのある展示をするアーティゾン美術館。
収蔵品を繰り返し展示しても、工夫をこらしているので、毎回新鮮に感じます。
空間を意識している美術館は増えてはきました。
気合いが入っているのは、
アーティゾン美術館、DIC川村記念美術館、ポーラ美術館
この中のDIC川村記念美術館が来年から休館するという衝撃的なニュースがありました。
なんとか休館を阻止しようと、千葉県や佐倉市ががんばっている最中です。
日々嘆きの声がSNSでも飛び交っています。
なんとかならないだろうか。。アート好きは受け止められないニュースです。。
アーティゾン美術館
東京都中央区京橋1-7-2
10:00-18:00
月曜定休
空間と作品
2024/07/27-10/14
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