冒頭の写真はモネの睡蓮の池が飾られている展示室です。
内装が建築と絵画のイメージに合っていて、とっても素敵だなと思いました。
この曲線と淡い照明と濃い緑の壁の対比が、なんとも穏やかと言いますか、落ち着くと言いますか。
でも、これ約1年ほどの2022年3月いっぱいの期間限定の内装みたいですね。
えっ、ずっとこの内装でいいんじゃないかと思うのですが。。。ポーラ美術館のイメージに合っていますし。
この会場構成は、建築家の中山英之氏が手がけたそうです。
インタビュー記事を読みましたところ、それはそれは緻密に計算して会場をつくったようです。
天井を曇り空のようにし、足元に影をつくらないような照明にして、画家自身が包まれていた光と同じ質にするよう心がげたそうです。
そして額のガラスに光が映り込まないように、絵の対面に濃い緑の壁を作り光を打ち消したと。
なるほど、すごっ。
グレーの壁も緑の棚壁もトタンだそうです。
モネの睡蓮の池
他の部屋で見た絵画です。
この淡い色づかいが、とてもこの美術館に合っていると思いました。
ポーラ美術館は2020年では好きな美術館ランキング1位を獲得しました。
うなづけます。
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