兜家旅館の渓谷展望カフェについて語ります

 

東京で唯一の村、檜原村数馬の里のあの兜家旅館でお茶をしてきました。

ひっさびさに心を掴まれる経験をしました。

 

東京住民で古民家好きな人は兜屋旅館に一度足を踏み入れたいと思っている方は多いと思います。

が、なにせランチ料金や宿泊費が高額で敷居が高く、あきらめていたのは自分だけではないと思います。

 

ここには縁がないものと思っていたのですが、昨年よりこの旅館でお茶ができるようになりました。

行くっきゃないですね。

1日3組限定の予約制です。

 

 

 

 

 

 

うぉー、柱や梁が力強いです。
しかも黒光り。本物の古民家だよーー(嬉し泣き)

 

 

 

 

 

大広間に通されました。

 

 

 

何畳あるのかわかりませんが、会社の宴会ができるほどの広さです。
この広さを1組が貸しきれるのです。

 

 

 

 

宿のご主人がおっしゃるには、

宿泊者の滞在時間は割と短いものになります。
そのあともゆっくりしていただきたいとこの広間をカフェにしました。
他のお客さまとかぶらないよう予約制にしました。

 

なんですかねー、この余裕さ。
フツー食事する場所というのは、人を入れられるだけ人を入れますよね。稼ぎたいという欲があるので。

ここでいうとテーブルの数、9組ほどはお客さんを入れられるのに、あえて1組。

遠くから来た1組にちゃんと価値ある時間を過ごしてもらいたいから、でしょうか。

 

 

 

 

この広い空間を貸切りで渓谷を眺めながらゆっくりお茶をするということが、じわりじわり心や体に効いてきました。(強調)

 

 

私たち日本人は、東京だけではないと思いますが、外で食事やお茶をするとなったら、他のお客さんのことも意識するほどの空間でとることがほとんどだと思います。

最悪隣の席との距離が30cmほどの近さで、食べたり飲んだりしています。

プラスお店の人の姿も視野に入ります。

そういう狭くカオスな空間が日常になっている自分が、この広い空間でお茶をしたわけですから、とても幸せ感に包まれたのでした。

 

 

他のお客とお店の人の目がないというのが、最高に心地よく、解放感はんぱないです。

旅館の中の一室なので、この旅館に泊まってるかのような錯覚におちいります。

 

 

まだまだ語らせてください。

私たち古民家好きが時々遭遇してしまうのが、なんちゃって古民家レストランだと思います。

おんぼろな家屋にゆるい雑貨を置いた店、に誤って入ってしまう、ということがあります。

ここではそんな残念な気持ちになったりしません。(きっぱり)

 

 

ケーキ等のうつわが旅館の食事で出されるような、キリリっとしたものです。

そこも、さすがです。

自分はツボクサ&ミントティというものを頼みました。
そして予約時に注文したチーズケーキがきました。

器にはもみじが添えられていました。

 

 

 

 

 

 

偶然にも、自分たちが宿に入った時、テレビ局のスタッフが撮影にきて待ち構えていて、撮らせてくださいと言われました。

状況的に断れないものがあり、自分は写りたくなかったので、友達が対応しました。

状況的に友達は宿の方がお客の前で豆を挽くサービスがあるコーヒーを頼みました。
(1時間前に他の店でコーヒーを飲んだばかりだったのですが。。。)

 

 

 

 

撮影が終わったあと、今度こそここでくつろごうと意気込んで長居してしまい、そろそろ帰ろうかなという時に、ご主人が撮影の労をねぎらってくれたのか、焼いたじゃがいもを出してくれました。

 

 

 

 

炭火で焼いたものかなぁ、チーズケーキを食べたあとだけに、この環境なだけに、とってもおいしかったのです。

自分は芋の中で里芋が一番好きなのですが、じゃがいもが芋の中で一番美味しいかもと思いました。

この近くの寺カフェ岫雲でも、長居してしまった時に蕎麦を使った素朴な甘いものが出されました。http://hurubitaie.com/cafe_6

 

この地域ならではのおもてなしに心を掴まれます。
リピート決定となります。

 

遠いところからようこそおいで下さいました、素朴なものですが、どうぞまだゆっくりしていって下さい、という気持ちからでしょうか。

 

 

長くなりましたが、最後に、

私の勘ですが、この宿、カフェを堪能する一番の時期は、もしかしたら雪が降った時かもしれません。

茅葺き屋根に雪がかぶっているのを見、渓谷の樹氷を見て、コーヒーとチーズケーキを頼む、というのがベストなのかもしれません。

 

ここの畳敷きは床暖房でこのぬくぬく感で余計心があったまります。

 

 

この選択、どうでしょう。

雪道を行くのにいいタイヤでないと来れないので、友達にはこの提案は却下されましたけどね。

 

 

兜屋旅館 渓谷展望カフェ

東京都西多摩郡檜原村数馬2612番地

営業時間  10:00〜15:00

チーズケーキ要予約 1000円
コーヒー 1000円〜1600円

tel.042-598-6136

兜家旅館・公式サイト
大自然が豊かな東京の奥多摩にある茅葺き屋根の宿でございます。歴史400年、築300年、木造4階建て兜式入母屋造りの建物でございます。山菜、川魚、猪など奥多摩ならではの素材のお料理を、囲炉裏のお部屋でお楽しみください。宿泊人数が15名以上になると朝食には餅搗きが行われます。日本各地より、なかなか手に入らない美味しい銘酒...

 

 

comment