婁正綱 Lou Zhenggang Exhibition at Gallery L その2

 

丸亀製麺を経営するトリドールHDのCEO・粟田貴也氏のプライベートギャラリー、Gallery Lに行ってきました。

 

書画家の婁正綱(ろうせいこう Lou Zhenggang)のコレクションを展示しているギャラリーです。

 

元はカメラマンが住んでいた邸宅を改装したそうです。

 

地下は暗室だったのをリフォームして、Barの部屋とお寿司などを食べれるようなカウンターテーブルがある部屋にされています。

 

粟田貴也氏は飲食店を経営されているだけに、親しい人と食事をしながら、お酒を飲みながらコレクションを楽しみたいという気持ちを込めた空間にしたのですね。

 

BARにはウイスキーがずらり。
うーん、飲みながら絵を鑑賞したい気持ちは、すごく分かります。

 

 

 

 

婁正綱の大きな作品があるのでキリリとした空間になっています。

 

 

 

 

2023年アーティゾン美術館で開催された「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」で展示された作品

 

 

 

 

自分には白波が激しく打ちつけているように見えました。

 

 

 

 

1階のテラスには婁正綱が制作している姿を模した彫刻がありました。

 

彫刻家の松田光司作です。

 

 

 

 

この体勢で制作するのかー。

 

 

 

 

婁正綱のマネージャー曰く、婁正綱は真夜中から制作をし始めるそうで、制作している姿は家族の誰も一度も目にしたことがないということでした。

 

 

2階へ

 

 

 

 

 

 

小さめの部屋にコの字型に3枚の絵が展示されていました。

 

青、黒、赤と強めの色が一度に視界に入り、とても圧倒されました。

 

一枚だけでも気迫が感じられる作品ですから、3枚は強烈です。

 

こういう展示の仕方ってインパクトがあり、ずっと記憶に残るものだなぁと思いました。

 

 

<つづく>

 

 

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