東京ステーションギャラリーで開催している「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」を見てきました。
ずっと前からフォロンの絵を見たくて見たくて、早くなごみたいと待ちわびていました。
企画展のテーマは空想旅行案内人。
《いつもとちがう》 1976年 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
帽子をかぶった「リトル・ハット・マン」、それと環境問題、社会問題を題材にした絵が多かったです。
環境問題、社会問題がテーマの作品は、柔らかい色合いで、静かに抗議するといった感じでした。
WEBで調べるとフォロンは水彩絵具、色鉛筆、シルクスクリーンを使った、淡い色のグラデーションがきれいな作品を沢山遺していました。
WEBで拾った作品をアップいたします。
《partir》 (出発)1990 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《L’aube du futur》 2002 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《man》 1986 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《Unknown title VI》 1975 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《L’inutile beauté》 1980 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《Untitled IV》 1970 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《Night landscape》 1980 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
《La nuit du temps》 1974 フォロン財団 ©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025
シルクスクリーンもいいですが、自分は水彩絵具と色鉛筆の組み合わせが好みです。
絵具のにじみの効果なのか、疲れた心にやさしく染み渡る感じです。
フォロンの絵は少ない色数でグラデーションで豊かに見せるというのが特徴です。
今回の展覧会は日本では30年ぶりの大回顧展ということなのですが、フォロンはたくさんの作品を制作しているので、もっと頻度を上げて展覧会をやってほしいなと思いました。
東京ステーションギャラリー
空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン
2024/7/13-2024/9/23
10:00-18:00
月曜定休
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