虎ノ門にある菊池寛実記念 智美術館で開催している「走泥社 再考 – 前衛陶芸が生まれた時代」展を見てきました。
冒頭の写真は、美術館の敷地内にある和風建築です。
リニューアルオープンしたカフェダイニング茶楓から見えた建築です。(庭園には入れません)
こちらの美術館は実業家の菊池寛実の娘で、現代陶芸コレクターである菊池智が創設しました。
建築や意匠については細部に至るまで菊池智の美意識や気概が感じ取れます。
今回の企画展は一部の作品を除き、写真撮影がOKでしたので、写真をアップいたします。
走泥社(そうでいしゃ)とは、戦後まもない混乱期(1948年)に結成された前衛陶芸集団です。
走泥社の前身、青年作陶家集団のメンバーの中島清の作品 草花文磁器飾壺 1946年
中島清 鉄釉ふで投壺 1951年
山田光 柿釉掻取壺 1947年
鈴木治 ロンド 1950年
前衛陶芸は前衛生花とともに変化していったそうです。
組み合わさったら相乗効果がかなりなものになりそうです。
菊池寛実記念 智美術館
東京都港区虎ノ門4丁目1−35 西久保ビル
走泥社 再考 – 前衛陶芸が生まれた時代
前期 2024.4.20 – 6.23
後期 2024.7.5 – 9.1
11:00~18:00
月曜定休
観覧料
通常券 1100円
2回券 1700円
展示替えに伴う休館期間
5.27 – 5.30
6.24 – 7.4
7.29 – 8.1
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