この冬、庭に1枚25キロの御影石を40枚敷き、8mほどの小道を造りました。
自分はイヤイヤ庭造りをしています。
できるだけ庭に時間をとられたくなく、ローメンテナンスの庭を目指しております。
自分はおおざっぱで、イヤイヤ庭造りをしておりますため、通常の小道造りの工程を全てやるのはしんどく、一部省いて敷石を敷いていきました。
イヤイヤ料理をするのと同じく、いろいろと道具をそろえず、目分量で測り、そして一部の作業を省く時短を目ざしました。
参考までに通常の小道造りは以下の通りで、自分が省いた作業・やった作業は青字でコメントを入れました。
1. (通常)敷石を敷く場所の土を10〜15cm掘り下げる
→ 1cmも土を掘らない主義。
敷く場所が水平器で水平になっているか確かめ、厚めの防草シートを敷く。
2.(通常)平らになった場所へ砂を2-3cm敷き詰める
→ 砕石を敷き詰め、その上に5mmほど砂を敷く
3.(通常)御影石を仮置きし様子を見て、御影石の配置が決まったら、石の底がグラグラしないよう、上から踏み固める。
ぐらつく場合は、砂を入れては踏んでまた砂を入れては踏んでと繰り返し、1つ1つ調整しながら置く。
→ 水平器で水平になっているか確かめ、御影石を置く。
特に上から踏み固めたりはしない。
踏み固める必要のないほどに石が重い。
踏んでぐらついたら、石を持ち上げ砂を入れて調整する
4.(通常)石と石との隙間に砂を入れる。地表面より1-2cm低めの位置まで入れ、ジョウロで水を掛ける。
砂を落ち着かせる。砂が水で引いてへこんだ場所へは、後でまた砂を足す。
→ この時点で石と石の隙間に砂や水を入れない。
入れたら最後、素人は後日微調整やデザインの変更など一切できなくなる。
数週間2階から、または離れた位置から、デザインの様子を見るなどして、問題ないようだったら、隙間に砂を入れる。
雨が降ったりするので、水を入れる必要はないと思う。
5.(通常)石の左右に土を入れる
→植栽をする際に土をおけばいいと思う。
造園家が造るアプローチのデザインというのは、蛇行させたり、角度を変えたりしたものが多いです。
センスと腕の見せどころですね。
歩く方向に変化を与えるとで景色はよくなる、斜めのラインが息抜きになるそうです。
蛇行させた道は景色に柔らかさを出します。
こちらのサイトの小道のデザインも参考になります。
しかしです。
御影石を敷くにあたって、いろいろな庭の画像を参考にしましたが、うちの場合は、蛇行できるほど庭が広いわけでもないですし、やはり自分は直線が好きなので、ひたすらまっすくに石を置いていきました。
庭の参考写真できつくカーブしている小道を見るにつけ、人の歩みを大幅に煩わせる道ってどうなのかな、と気持ちのゆとりがない自分は思います。
急いでいる時やそうでない時も、自分は最短の距離で歩きたいと思うほうなので。
素人なのでデザインなど思い浮かばず、縦、横、縦、横と単調な敷き方にしました。
直線、規則正しいデザインが好きなのと、目にうるさくないというのが何より好きなのです。
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