黒川紀章氏が国立新美術館を設計する際、重要視していたのが、レストランだそうです。
まず最初に決めるべきは、美味しくて楽しいレストランだと。
美術館というところは、芸術を好む層に頼っていたけれど、それだけでは存続は難しい。
美術館を成功させるためには、味が最高で、そしておしゃれなレストランが必須であると。
ニューヨークに行くたびに、MOMAのレストランに行き、そこで思いいたったようです。
この美術館の3階には、フランス料理界の巨匠・ポール・ボキューズ氏のレストランがあります。
BRASSERIE POUL BOCUSE Le Musee ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
この美術館で一番特徴的な場所、逆円錐形の一番トップにあります。
自分はこの美術館に行くなら、絶対にここでランチをしたいと息巻いて3階に行ったのですが、自分の中で吹き抜け恐怖症、渡り廊下恐怖症が思いのほか以前より強くなっていて、怖気づいてレストランに近づくことができませんでした。
3階なのにあぶら汗が。。。体感的に3階以上に思えたんですよね。
なので、もう一つの円錐形の柱の2階のカフェに入り、3階をうらめしそうに眺めることにしました。。。
SALOND DE TE ROND
RONDの意味はフランス語で円形。
この建物やレストランに入るのに、入館料は必要ありません。
国民に開かれた建物です。
しかし、吹き抜けのある建築が好きなのに、吹き抜け恐怖症な自分って、、なに。。
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