相模原市にある私設美術館・光と緑の美術館に行ってきました。
あの、、相模原市に美術館ってあるんですね。(意外。。)
1994年に設立した美術館で、しかも、イタリア現代美術を中心に展示していて、ミュージアムカフェも併設しているのです。
場所は単線の相模線の上溝駅から徒歩8分ほどのところにあるのですが、自分は横浜線の相模原駅からバスに乗って行きました。
帰りは徒歩で相模原駅まで戻りました。30分ほどかかります。
写真撮影が可能でした。
椅子の置き方がすてきです。
マリノ・マリーニ (Marino Marini, 1901-1980) 《要素の構成》
マリノ・マリーニ (Marino Marini) 《馬と騎手 黄と青》
こじんまりとしたとてもすてきな美術館です。
私設美術館は建築好きで写真撮りたがりな自分にとっては、とても敷居の高いところです。
私設美術館は写真撮影が可能なところは少ないというイメージが自分の中ではあります。
とある美術館は、建築目的の方は敷地内への立ち入りと外観の撮影もご遠慮ください、とか
とある美術館はスマホを持参しての入室は厳禁と徹底されていたり、とか
とある施設は、2m間隔に「撮影禁止」の表示とロープスタンドが過剰なほど設置していて、展示内容が頭に入りませんでした。。。
美術館側は純粋に美術鑑賞だけを楽しんでほしい、他の鑑賞者の妨げにならないようにという気持ちがあるかと思います。
美術館、洋館、博物館ごとに施設管理権がありますので、仕方ありません。。
撮影を許可するとなると、そこを格好の舞台として場所を陣取る人たちの対応についても考えなくてはなりませんし、やっぱり難しいですかね。。。
自分はというと、アートだけではなく、それをとりまく空間作りが重要だと思っています。
写真で残し、訪れた時だけではなく、末長く何度も見て余韻に浸りたい、と思う人間です。
アートに対して見方が異なる人々をどのように受け入れるか、アート業界の今後に期待したいです。
光と緑の美術館はウエルカム&放任の雰囲気でしたので、心底ほっとしました。
<つづく>
光と緑の美術館
神奈川県相模原市中央区横山3-6-18
「イタリア20世紀美術 巨匠たちの表現」
マリーノ・マリーニ、ジャコモ・マンズー、ペリクレ・ファッツィーニ、エミリオ・グレコ
2024.1.7 – 2.11
10:00 – 18:00
月曜定休
入館料 250円
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