ゴッホと同じ時代を生きた画家たちの静物画 その2

 

SOMPO美術館で開催されている「ゴッホと静物画」を見てきました。

 

ゴッホが活躍した19世紀は、美術界では静物画は最下位のジャンルでした。

 

最高位が歴史画、次に肖像画、風景画、静物画になります。

 

冒頭の絵画はアンリ・ファンタン=ラトゥール (1836-1904) 「花と果物、ワイン容れのある静物(1865)」

 

静物画は他のジャンルとは違い、自分の好きなように物を配置し、自分好みの色で描けます。

 

とても緻密に物が置かれてますね。

 

 

 

アンリ・ファンタン=ラトゥール (1836-1904) 「プリムラ、洋ナシ、ザクロのある静物(1866)」

 

 

 

 

コルネリス・ファン・スペンドンク(1756-1840) 「花と果物のある静物(1804)」

 

 

 

 

アントワーヌ・ヴォロン(1833-1900) 「薬缶、瓶、果物のある静物(1870)」

 

 

 

 

エミール・シュフネッケル(1851-1934) 「鉢と果物のある静物(1886)」

 

 

 

エミール・シュフネッケルはゴッホ作品の最初の収集家で、修整を行ったり、模写をしてたりしました。

 

静物画というのは画家の生活感が出ていて、そして物の配置など緻密さが伺いしれます。

 

この展覧会は見にいってとても良かったなと思いました。

 

 

SOMPO美術館

東京都新宿区西新宿1丁目26−1

ゴッホと静物画

2023.10.17 – 2024.1.21

月曜定休

10:00 – 18:00

当日券 2000円

 

 

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