虎ノ門にある菊池寛実記念 智美術館で開催されている「河本五郎 反骨の陶芸展」に行ってきました。
この美術館は通常写真撮影は禁止ですが、この日は学芸員の方の解説が聴ける日で、うれしいことに展示品の写真撮影ができました。
許可を得て作品、展示写真を掲載しています。
冒頭の写真は智美術館のアイコン的存在の螺旋階段に河本五郎の陶器の作品が展示されているものです。
河本五郎は愛知県瀬戸市で家業の染付陶芸をしつつ、約30年間陶芸家として活動していました。
ろくろは使わない陶芸家で、前半は陶器を作り、後半は磁器を作って表現手法を模索していました。
(右) 灰釉鳥文四方器 (左) 白磁器
板状の土を柔らかいうちに立てて作ったもので、歪みがあります。
白磁俑
色絵足足器
色絵史神文四方器
形は青銅器から想を得たもので、龍が描かれています。
色絵龍文花器
自分は花器の作品を見て毎回思うのは、花を生けてる姿を見たい、と思ったりします。
これらの現代アートのような花器をフラワーアーティストはどのように生かすのか、生かせる人がいるのか、とても興味があるんですよね。
<つづく>
菊池寛実記念 智美術館
11:00~18:00
月曜定休
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
河本五郎 反骨の陶芸展
2023年4月22日ー8月20日
#河本五郎ー反骨の陶芸
#河本五郎
#智美術館
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