MOA美術館の館内 その2

 

MOA美術館は3階建てで山の傾斜に沿って建てられています。

 

各階休憩できるようにソファやチェアが置かれています。

 

1階ではコーヒーなどドリンクを購入して相模湾を眺めながら休憩できます。

 

 

 

景色は抜群にいいです。

 

 

 

 

 

自分は3階のこの場所が気に入りました。

 

 

 

 

3階は展示がないので、ここは人が全く来なくて静かで、そしてチェアがなにより上品なのです。

 

 

 

 

 

 

 

MOA美術館では創立者岡田茂吉が東洋美術の優品を集めたものが展示されています。

 

「美術品は決して独占すべきものではなく、一人でも多くの人に見せ、娯しませ、人間の品性を向上させる事こそ、文化の発展に大いに寄与する」との信念のもと、箱根美術館と熱海の地に美術館を建てました。

 

 

 

 

 

野々村仁清 色絵藤花文茶壺

 

 

 

 

田口善國 蒔絵割貝飾箱「風」

 

 

 

創立者 岡田茂吉の言葉
 

宗教的な難行苦行は、魂を磨くために山にこもるとか断食するとか水を浴びるとか、色んな苦しみをして、その苦しみで穢れを減らそうというのです。ところが私はそういつた難行苦行でなく、楽しみながら浄化されていくという方法をとっているのです。それで芸能とか美術で楽しみつつ浄化されるのです

 

岡田茂吉が建てた箱根美術館とMOA美術館に共通する点は、東洋美術品の展示と手入れがいきとどいた日本庭園とお茶室とロケーションです。

 

この2つの美術館のリピーターが多いのは、おそらく一度美術品や庭の美に触れ、ロケーションで浄化されたからだと思います。

 

気持ちを浄化するには最適な場所です。

 

 

<続く>

 

 

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