東京オペラシティアートギャラリーで開催していた今津景の《Tanah Air タナ・アイル》を見てきました。
Tanah Airとはインドネシア語で、Tanahが土、Airが水をを指し、二つの言葉で故郷を意味します。
今津景が現在生活しているインドネシアで体験したこと、リサーチしたことがモチーフになっている作品が展示されていました。
亜熱帯の雰囲気が出てます。
この企画展では骨や骸骨や腕などの人体の一部を描いたものが多く、エキセントリックに感じて行くのをためらっていました。
でも、実際見るとおどろおどろしいものはなく、色使いが好みでしたし、彫刻や大きいサイズの絵がある空間にどっぷり浸かると、この場でしか体験できない貴重な機会に思えました。
展示会場や展示の仕方も良かったのかもしれません。
苦手意識をもっていた分野が許容できるようになったので、次は、病的に思える草間彌生や村上隆の作品もいけそうな気がしました。
東京オペラシティアートギャラリー
東京都新宿区西新宿3-20-2
今津景《Tanah Air タナ・アイル》
2025/01/11-03/23
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