フランク・ロイド・ライト設計 自由学園明日館のホール

 

自由学園明日館のホールです。

 

自由学園明日館は、1921年(大正10)、羽仁もと子、吉一夫妻が創立した女学校です。

 

知識の詰込みではなく、生徒に自ら昼食を調理させるなど生活と結びついた新しい教育を目指していました。

 

夫妻の目指す教育理念に共感した建築の巨匠・フランク・ロイド・ライトは、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」という夫妻の想いを汲み取りました。

 

 

 

 

 

 

工事費用は限られていました。

 

ホールの窓に高価なステンドグラスを使用することができないゆえ、木製の窓枠や桟を幾何学的にデザインするなど工夫をし、工事費用を安く抑えました。

 

 

 

 

TALIESIN

 

 

 

 

 

 

このホールはまるで教会のように静謐な空気が漂っていました。

 

 

<続く>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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