Nicolai Bergmann Hakone Gardens(ニコライ バーグマン箱根ガーデンズ)のコンセプトはモバイルガーデンです。
地植えではなく、プランターを使った庭園ですね。
モバイルガーデンのメリットというのは、季節ごとにプランターを交換できる。
それと、必要以上に土地を開拓しない、ということになるのでしょうか。
スタッフの方に聞いたところ、この道はもともと水が流れていた沢で、人工的に土地を削った道ではないということでした。
沢を利用した道ゆえ、雨が降ると足元が悪くなるので、長靴を貸し出しているということでした。
道はモルタルで施工せず、おそらくこの雑木林の倒木などで作られたウッドチップが敷かれているように思いました。
道のところどころにこの雑木林で出た枝を重ねた柵があります。
これはなんか真似したくなります。
あじさいなどは店で捨てられる切り花の枝を挿木にして、再利用しているということでした。
自分はこのガーデンがとてもシックでおしゃれに見えました。
プランターの花をポイントとして配置しているのが上手だなと。
地植えのガーデンは1年を通して楽しめるようにするには、とても難しいものがあると思います。
花の見頃がまだだったとか、過ぎたとか、一部しか見どころがなかっただの、とか。
人がガーデンに対して過度な期待をしてしまうんですよね。
ここのガーデンはSDGsとの合わせ技でよく考えられているなと思いました。
勉強になります。
<続く>
Nicolai Bergmann Hakone Gardens ニコライ・バーグマン箱根ガーデンズ
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1323-119
10:00 – 17:00
水曜定休
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