東京都庭園美術館で開催していた《そこに光が降りてくる》を見てきました。
青木野枝の鉄の彫刻作品の写真をアップします。
これらの作品もこの空間に合わせて制作したのだろうか。
展覧会が終わったら解体するのだろうか。
青木野枝の作品は、他の展覧会の作品も写真で見ましたが、クレーンが必要なほど大きく、いったいどこで保管しているのだろうか、と余計なことを考えてしまいます。
大きな重量のあるものを作り続ける、という思い切りのよさを感じます。
新館のガラスの通路
小さいですが、3階にも青木野枝の鉄の作品がありました。
青木野枝の言葉
鉄は透明な金属。
そしていつも内部に透明な光をもっている。
最初にその作品を見るのは私。
作品がその場に置かれないと見えないものがある。
それを見たくてつくっている。
すべては流れていて、変わり続けている。
一瞬一瞬の流れのなかで、つくり続けること、
それが私の光だと思います。
安田侃
青木野枝
三嶋りつ惠
青木野枝と三嶋りつ惠の作品はとても力強いものがありました。
他の人の手を借りないと作れない重量のある作品はとても気迫が感じられました。
東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9
そこに光が降りてくる
2024/11/30-2025/02/16
comment
MAYAさま、こちらのコメントを拝見するのが遅くなりました。
MAYAさまも同じ企画展にいらっしゃっていたのですね。
建築と展示のセットは一粒で二度美味しいですよね。
写真が撮れたりすると三度美味しく、併設レストランの食事が美味しいと、
四度美味しいということになります。
『そこに光が降りてくる』は私の中ではヒットでした。
彫刻のある空間が好きなんです。
金山城跡ガイダンス施設、初耳です。隈研吾設計なんですね。
結構広範囲に精力的に建築巡りをされているんですね。
いろいろと情報ありがとうございます。
Nobuさま
『そこに光が降りてくる』私も1月中旬に行きました。
午前中の早い時間に行ったにもかかわらず、あとからあとから人がやってきて人気の作家さんなんだなぁ、と驚きました。
私はというと、庭園美術館にはずっと来たいと思っていてどちらかと言えば建物目的でした(笑)
ガラスと鉄、という意外な組み合わせが、こんなにも互いが響き合って引き立て合っているのが素敵だな、と感じました。
ガラスは儚いイメージですが、展示されていた作品は重厚、そして鉄はその真逆で硬くて冷たいイメージだけど、作品は繊細で緻密。
どちらの作品も館内にスッと溶け込んでいて、見飽きることはありませんでした。
私も含め、ほとんどの方が写真を撮っていて作品の前で撮り待ち状態で、なんだか忙しなく落ち着きませんでした(笑)
美術館館内のレトロな雰囲気はとても素晴らしく、特に照明が気に入りまして、またぜひ来たいと思いました。
私はこの数日で、埼玉県立近代美術館と金山城跡ガイダンス施設に行ってきました。
ちょうどどちらも企画展もやっていたので合わせて見てきました。
一粒で二度おいしい、って感じで(古い?w)楽しめました。