虎ノ門ヒルズのArt Cruise Galleryで開催していた「ソール・ライター写真展」に行ってきました。
ソール・ライターはファッションフォトグラファーとして活躍していましたが、50代で辞めてしまいました。
しかし、その後ドイツのシュタイデル社に見出され、写真集『Early Color』を発行し、「カラー写真のパイオニア」として再び脚光を浴びました。
ニューヨークの日常の一部を切り取った写真が多いです。
ニューヨークの街の通りを歩く人たち、車など。
自分も日常を詩的に切り取りたいですが、見栄えよく、なるべく映えるように撮ろうとするので、ソール・ライターのように脱力した感じで撮るのは難しく感じますね。。
街を歩く人たちを意識して撮ろうとは思わないですし、できたら人は入れたくないほうなんですよね。。
ソール・ライターの言葉
私にはとくに哲学というものがない。
私はカメラを持ちただ写真を撮っているだけなのだ。
自分が見ているものの中のほんのちょっとの部分だけを写真にしているだけであり、
でもそれらは無限の可能性の断片でもあるはずなんだ
私が写真を撮るのは自宅の周辺だ。
神秘的なことは、馴染み深い場所で起こる。
なにも、世界の裏側まで行く必要はないのだ。
写真を見る人への写真家からの贈り物は、
日常で見逃されている美を時折提示することだ。
雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い
Art Cruise Gallery
東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F
ソール・ライター写真展
2024/10/25-2025/01/13
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