南青山のOtherwise Galleryで開催していた安藤瑠美の個展《TOKYO NUDE – boundary – 》を見てきました。
「虚構の東京を写真で作る」ことをテーマにした作品で、東京の雑居ビルなどを写真におさめ、コラージュして解像度を低くレタッチして抽象画のように見せています。
東京都心のなんでもない街並み、おしゃれでもなんでもない雑居ビルやマンションの写真を撮るっていうことは、自分はしないんですよね。
都心に住んで働くということを羨ましくも思ったりしますが、ところ狭しと建てられたビルの並びや交通量の多い道を歩いていると、空虚な気持ちになってきますので、そこを敢えて写真を撮るという発想が自分にはありません。
でも、アーティストの手にかかれば、このように絵画のようにしてしまえる。
東京の街を歩き、写真を撮り、画質を落として、コラージュをして、図を入れるという作業は、スマホ一つでできそうなのに、自分には考えもつかない。
自分は東京の街を歩き、写真を撮り、ブログに写真をアップする際にファイルサイズを軽くするために、画質を落としています。
あともう一歩のところなのに、アート思考というものがないばっかりに、それ以上の域に進めません。
自分の着眼点も映えるかどうかですしね。
アーティストは何気ない景色でも、アートにしてしまえて、意味づけできるのがすごいな、と改めて思いました。
その意味づけをギャラリーや美術館や美術評論家が汲み取る、というのも高度すぎるでしょ、とも毎度思います。
自分は意味づけできませんが、ちょっとレタッチ技術を学んで真似てみようかな、と一瞬思ったのでした。
Otherwise Gallery
東京都港区南青山5-7-17 B1F
安藤瑠美
TOKYO NUDE – boundary –
2025/03/07-04/12
comment
MAYAさま
スマホやカメラで撮った写真のファイルサイズはだいたい1MB~3MB(3000KB)くらいあります。
これをそのままのサイズでブログにアップすると、重たくなり、
ブログを見にきてくださった方が、下のほうにスクロールした場合、重たく感じ、
写真の表示にも時間がかかってしまいます。
自分はだいたい画質を3000KB⇨150KBぐらいに落としてブログにアップしています。
本当はもっと軽くしたほうが良さそうなんですが、これぐらいでいいかな、と自分では思っています。
Nobuさま
パット見、建物の写真にしか見えないのですが、球体が全ての作品に施されていますね。
これがアクセントになっている感じがします。
なんというか、シュッとしている、というか。スタイリッシュ?
うーん。(笑)
オシャレです!(^_^)
デ・キリコみたいです〜。
Nobuさんのブログ写真、画質を落とされてる感じがまったくしません。
すごく綺麗ですよ。
ファイルサイズを軽くするため、とはどういうことなんですか?
写真に詳しくないもので。。
(;´∀`)スミマセン