東京女子大学の建造物

 

杉並区にある東京女子大学の歴史的建造物を見に行ってきました。

 

一般見学は事前予約制で、大学のホームページのトピックスのページより申し込みをしました。

 

職員の方の案内で、チェコ出身の建築家・アントニン・レーモンドが設計した7つの建造物を巡りました。

 

東京女子大学のキャンパスは中央に芝生のガーデンがあり、それを取り囲むように建物が配置されています。

 

歴史的建造物巡りは最初に有名な礼拝堂を見学し、次に礼拝堂に併設された講堂、東校舎、ライシャワー館、外国人教師館、安井記念館、西校舎、本館を巡ります。

 

礼拝堂、講堂、本館以外は外観のみの見学でした。

 

 

 

本館

 

 

 

 

 

 

 

ステンドグラスはレーモンド夫人のノエミがデザインしました。

 

モチーフは松かさです。

 

なんともシンプルでかわいらしいです。

 

窓枠の緑は、常務理事をしていたライシャワー博士の奥様が「アメリカ風の明るい雰囲気で」という発案からこの色になったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西校舎

 

 

 

 

 

屋根は瓦です

 

 

 

 

 

外国人教師館

 

 

 

アントニン・レーモンドは「近代建築の三大巨匠」と呼ばれているフランク・ロイド・ライトのもとで学び、1919年帝国ホテル建設の際に来日しました。

 

その後日本に留まり、1922年に独立しました。

 

こちらの外国人教師館は、独立してから2年後の1924年竣工の建造物で、フランク・ロイド・ライトの影響が強く出ています。

 

幾何学模様の壁に花植えの水盤があります。

 

建築ガイドによりますと、戦前に建てられた日本で最も古いコンクリート住宅だそうです。

 

 

 

礼拝堂

 

 

 

礼拝堂は1938年竣工で、フランク・ロイド・ライトの影響は見受けられません。

 

礼拝堂はフランスのル・ランシーという街にあるノートルダム教会がモデルとされ、ノートルダム教会をまねることにより、フランク・ロイド・ライトの強い影響から脱することができたと言われています。

 

 

 

東京女子大学のキャンパスには、他にも建造物があります。

 

 

 

外観は歴史的建造物の色調と合わせて白に統一されています。

 

 

 

 

自分にとって今年の一大イベントが東京女子大学の礼拝堂を見ることでした。

 

念願が叶ってやっと気持ちがおさまりました。

 

見学に行った日は34度の暑さで強烈な日差しの中で建築を凝視したので、今度は穏やかな季節にリピーターならではのゆとりのある気持ちで雰囲気を味わいたいと思いました。

 

 

東京女子大学

東京都杉並区善福寺2-6-1

 

 

 

東京女子大学の建築を見た後、西荻窪駅近くでランチをしました。

 

シンガポール料理のお店、海南チキンライス 夢飯(ムーハン)

 

 

 

 

蒸し鶏と、揚げ鶏が半分ずつ載った「海南ハーフ&ハーフチキンライス」を食べたのですが、想像以上の美味しさでびっくりでした。

 

いろいろタレがあって楽しめますが、しょうが汁がぴったり合いました。

 

ダシが効いたライスがすごく美味しく、自分は過去にカオマンガイとかのチキンライスを2回しか食べたことがありませんが、ここのチキンライスはパーフェクトだと思います。

 

チキンライスのことをあまり知らないで言っちゃうんですが、たぶん日本一美味しい気がします。

 

11時の開店と同時に席が満席になり、外でも行列をなしていました。

 

近くに住んでいたら、間違いなく通います。

 

 

海南チキンライス 夢飯(ムーハン)

東京都杉並区西荻北3丁目21−2

 

 

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