上野にある東京国立博物館の表慶館で2023年1月まで開催されていた「150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物」を見に行ってきました。
というよりかは、自分は展示よりも建築のほうに興味がありました。
設計は、J.コンドルの弟子で、宮廷建築家の片山東熊によるものです。
明治42年(1909)に建てられました。
天井がドーム型になっています。
今回の企画展は150年後の国宝候補として、企業や個人から日本の愛すべき宝物が集められました。
スーパーカブC100 本田技研工業 1958年
ガンダム バンダイナムコ 1979年
ゴジラ 東宝 1954年
核の落とし子、畏れの対象として1954年に誕生したゴジラ。
自分はずっと中年になってもゴジラは恐怖の対象でした。
自分には恐怖症がいくつかあるのですが、その一つが岩山恐怖症です。
岩山が魂を持っている生き物に見えるのです。
ずっと昔のドライブした時の話しですが、夏の富士山を至近距離で見たことがありました。
黒ぐろとしていて、ゴジラに見えました。
体がかたまり、息ができませんでした。凝視できませんでした。
早くここから立ち去りたいと友人にお願いしました。
その時に思ったのは、富士山とゴジラは遠くから見て愛でるもの、だと。
それから何十年も経ち、この博物館で初めてみたゴジラ。
全然大丈夫でした〜〜。
動かないし、小さいからですかね。
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