アントニン・レーモンド設計 東京女子大学の教会 その2

 

東京女子大学の教会を見に行ってきました。

 

チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドが設計しました。

 

 

 

 

ベンチの色が落ち着いた赤色で、その先の祭壇のバックの色は茶系です。

 

 

 

 

祭壇に施されたモチーフですが、職員の方からいただいた建築ガイドによりますと、右から葦、ユリ、樫で、葦は人間の弱さを、ユリはキリストの復活を、樫は強さを表しているそうです。

 

 

 

 

 

見上げると、パイプオルガンがステンドグラスの青色に染まっていて、幻想的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

階段やコンクリートブロック等は凝ったデザインではなくシンプルです。

 

そこがアントニン・レーモンドの設計ポリシーのようです。

 

 

 

アントニン・レーモンドの言葉

次に述べる永久不変の諸原則は、美学的見地から、いつも私の作品を支配しているものである。自然は人工より美しい。単純さと軽快さは複雑なものよりも美しい。建物の広さにしても、材料にしても、節約は浪費よりも美しい結果を生む。

 

 

東京女子大学

東京都杉並区善福寺2-6-1

 

 

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