梱包で気持ちと品物のイメージを上げる

 

メルカリやヤフオクで出品し、購入者に品物が届くまでの過程で、1番手間ひまがかかるのが梱包です。

 

梱包材を調達し、発送するまで下手したら、2時間かかってしまうことがあります。

 

その梱包材ですが、フリマ初心者であった当時、梱包費を押さえるため、ドラッグストアやスーパーでくれる段ボールを調達して発送していましたが、今はしていません。

 

なぜかというと、やはり商品が届いた時のイメージは大事だと強く感じたからです。

 

以前落札者としてヤフオクで千円ほどのものを落札したことがあるのですが、形が崩れないようダンボールで補強され、雨に濡れても問題ないようにビニールの袋で送られてきました。

 

きちんと配慮はされているのですが、そのダンボールはビールのケースで、ビニールの袋もスーパーの袋であまりにも生活感がにじみ出ていました。

 

千円の品物ですし、個人同士の取引きなので、ごくごく当たり前の梱包方法かと思います。

 

ですが、届いた時の様子というのは大事で、想定していたよりも貧弱ですと、それが品物のイメージに付加されるように思いました。

 

一方で、梱包の仕方で感動したこともあります。

 

1500円ほどの画集を本屋から取り寄せたのですが、本体がパラフィン紙でカバーされ、外箱もビニールでコーティングされていて、手間ひまかけて本を大切にしてる様子がうかがわれました。

 

とても気持ちよく受け取り、その本を大切にしようと思いましたし、またそこの本屋で購入したいと思いました。

 

どんな品物でも、梱包の仕方でイメージが左右されてしまいます。

 

私は高めのブランド食器などを出品していることもあり、そのブランドのイメージを崩さないように梱包しなければならないと思い至りました。

 

段ボールはホームセンターや東急ハンズなどで、無地のものを調達するようにしてます。

 

緩衝材もケチらず買います。替わりに英字新聞をグシャッとさせて、中に詰めてもオシャレです。

 

図書館でもらえたらもらってみて下さい。私は貰えませんでしたが。。

 

ガムテープは茶色のものではなく、透明テープのものを買い封をします。

 

そして私はお礼状をポストカードに書いて、品物に添えます。

 

昔美術館やギャラリー通いに熱中した時代があり、ポストカードをアホなほど持っています。多分1000枚以上。メルカリやヤフオクに出品しても見向きもされず、どうしたものかと思っていました。

 

ある日、ネットでお礼状を書いて品物に添えたほうが好印象というのを読み、それから発送する際、その品物のイメージを上げるようなポストカードを選び、添えることにしました。

 

 

 

 

印象派の物は使えないですが、アールデコっぽいレトロなデザインや、モノクロ写真はイケます。

 

 

 

 

梱包する前には手を石鹸で洗い、きれいな物を贈り届けるという気持ちでのぞみ、きちんと梱包し、ポストカードで仕上げる作業をすることにより、以前より梱包作業の時間が苦痛ではなくなりました。

 

コンビニで発送手続きをした帰りは、とても清々しい気持ちです。

 

断捨離できたということ、きちんと梱包したということと、ポストカードも一枚減り、お金も入ってくるという、ちょっとした達成感と何重もの喜びに包まれて家路につくのでした。

 

あっ、そうだ。梱包にチカラ入れても配送中に破損することもあります。

 

定価8万するバカラのペアのグラスをメルカリで2万8千円で売ったのですが、購入者様より一つ割れていますと、連絡が入りました。

 

なかなかショッキングなことですが、焦らずメルカリのサポートセンターに連絡したところ、一週間後出品者と購入者ともにペア分の金額で全額補償されました。

 

全額補償されるためには、梱包に落ち度がなかったとサポートセンターに訴えなければなりません。

 

この件で梱包は何より大事だと思いました。

 

 

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