旅行最終日、宮古島東急ホテル&リゾーツでランチを食べた後、そのままタクシーで下地島空港へ向かおうと思ってました。
伊良部大橋を渡ったところで、運転手の方にここのお店でお土産などが売ってますが、寄りますか?と聞かれました。
自分 「お土産よりも、どこかビーチが見たいですね。」
運転手 「そうですか。それでは空港に近いところに佐和田の浜がありますので、そこへご案内します」
着いたところで、運転手の方が、時間の許す限りここで楽しんでください、と。
佐和田の浜は若干海の色が渋いものの、波がなく湖のようでした。
優しい海です。
優しく人を包み込むような海なんですよね。
最後の最後まで伊良部島にやられた、と思いました。
貝殻がたくさんあったので、母はスイッチが入り、貝殻を吟味して拾っていました。
このビーチが一番好き、とかって言ってました。
タクシーの運転手の方は、折目正しい紳士でした。
聞くところによると、数十年間旅行会社の添乗員として勤め、日本各地に行っていたけれど、数年前に伊良部島に移住したとのことでした。
その方が心配されていたのは、コロナが来てからタクシーの運転手が100名以上辞めてしまい、今はわずか4社だけになってしまったのですが、この先伊良部島は続々とホテルが建設される予定で、来年以降4社だけではとうてい回せないのではないかということでした。
それと、自分は気になる天候にについて聞いてみました。いつぐらいの時期が天気が安定しているのか。
4月と文化の日(11月3日)あたりが比較的天気が安定しているそうです。
そしてこの方は天気予報があてにならないので、空、風、鳥のなき声で先の天気を知るようでした。
15分ほど佐和田の浜でゆっくりして、下地島空港に向かいました。
空港に着くだいぶ手前で、運転手の方がレシートを差し出されました。
佐和田の浜でゆっくりした時間分が請求されてないような気がして、ちょっと悪いなと思い聞いてみました。そしたら
運転手「うちはメーターでやらしてもらってます。楽しんでいただければ、それでいいです。」
この方(Azリゾートサービス)も伊良部島で出会ったホテルの方々も、かなり気遣う人たちなんですよね。
みなさん、お優しいし、景色も半端ないし、まだまだ行けてない、見れてないビーチもあるしで、伊良部島や宮古島を去り難いものがありました。
必ずや再訪します。
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