智美術館で開催している「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代(後期)」を見に行ってきました。
写真撮影が可能でしたので、自分が気にいった作品を撮ることができました。
走泥社(そうでいしゃ)は1948年に前衛陶芸家集団として発足し、50年にわたり活動をしました。
発足して16年後の1964年の東京オリンピックの時期に、メンバーは「現代国際陶芸展」で世界各国の陶芸作品を見て衝撃を受けます。
当時「日本陶芸の敗北」と評されるほどでした。
今回は「現代国際陶芸展」以降に制作された作品の展示になります。
走泥社のリーダー的存在、八木一夫 白い箱 OPEN OPEN 1971年
八木一夫 黒陶 環 1967年
笹山忠保 アンタイトル 1968年
高さが130cmほどある大きい作品で、色や形がかっこいいな、と思いました。
鈴木治 馬 1972年
土感、艶、量感があるので、堂々としていて存在感がある作品です。
鈴木治 泥像 1965年
吉竹弘 1979年
シンプルな形、彫刻的な作品を見ると、イサム・ノグチに影響を受けた人が多いのかな、と思いました。
菊池寛実記念 智美術館
東京都港区虎ノ門4丁目1−35 西久保ビル
走泥社 再考 – 前衛陶芸が生まれた時代
後期 2024.7.5 – 9.1
11:00~18:00
月曜定休
展示替えに伴う休館期間
7.29 – 8.1
観覧料1100円
智美術館の目と鼻の先にホテルオークラ東京があり、敷地内に大倉集古館があります。
「もうひとりのル・コルビュジエ~絵画をめぐって」展が開催されていたので、ついでに見てきました。
展示内容も良かったですが、建築が東洋的で大変興味深かったです。
行った後で調べて分かったのですが、オークラ東京とのセット鑑賞券(ケーキセット付き3100円)があり、とてもお得な気がしますね。
今度機会があったら、利用しようと思います。
こういう手があったんだなぁ、と思いました。
これで企画展にちなんだコラボレーションスイーツだったら、今の時代、利用しない手はないですけれどね。
大倉集古館
東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)
「もうひとりのル・コルビュジエ~絵画をめぐって」
2024.6.25 – 8.12
月曜定休
10:00-17:00
入館料 1500円
オークラ東京とのセット鑑賞券
・ランチセット鑑賞券 6000円
・茶菓セット鑑賞券 3100円
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