国立西洋美術館で開催されているキュビスム展を見てきました。
冒頭の絵画は、セルジュ・フェラ《静物》 1914年 です。
油彩と紙のコラージュです。かっこいい〜。おしゃれ〜。
キュビスムの創始者であるピカソとブラックの絵画が、1907年当初茶系やグレーでくすんだ色彩であったのに対し、豊かな色彩で表現した画家たちがいました。
キュビスムをより抽象化し、色彩を豊かにした絵画は、オルフィスムと言われています。
代表的な画家は、フェルナン・レジェ。
他に、今回のキュビスム展の目玉となっている、ロベール・ドローネーです。
ロベール・ドローネー 《パリ市》 1910年
ロベール・ドローネー 《窓》 1910年 《円形 太陽 No2》 1910年
ロベール・ドローネー 《都市 No2》 1910年
フランティシェク・クプカ 《挨拶》 1912年
ロジェ・ド・ラ・フレネー 《腰かける男性》 1913年
ロベール・ドローネーの作品は、アーティゾン美術館でも見かけたことがありました。
ロベール・ドローネー 《街の窓》 1912年
穏やかで明るめの色彩の絵画を見ると癒されます。
能登半島地震で被災された方々が、アートや映画、漫画などを見る機会があったらと思います。
いっときでも傷ついた心を癒やし、現実逃避ができる時間が得られますように。
早く穏やかな日常が戻ることを願ってやみません。
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