ニューカレドニアの離島イルデパンのウレ・ロッジホテルに訪れたのは、10年以上前ですが、今もここで衝撃を受けた光景は、記憶に残っています。
夜、スコールが降った後、ホテル前のプライベートビーチ、カヌメラ湾に向かった時、自分の目線の先に、どでかいオリオン座がいました。
えっ、そこにいるの、オリオン座?
海に沈んで行くのを、不思議な感じで眺めました。
東京では冬に思いっきり空を見上げて、点のようなオリオン座を探す感じです。
ふと空を見上げると、雲間から、電球のような大きさの星々が密集して現れました。
ギョギョギョっ。
おそらく真上には天の河が流れていると思うのですが、近すぎて帯状には見えませんでした。
イルデパン島の次にウベア島に行ったのですが、星つぶを比較しますと、イルデパンの星の大きさは、雪にたとえると、雹(ひょう)です。
ウベアは粉雪。粉雪でつくられたかのような幻想的な天の河が見れます。
イルデパンの星は雹(ひょう)のようなので、見るとえっ? ってなりますね。
地球って惑星なんだね、と宇宙を感じたりもしました。
ウレ・ロッジで印象に残っているのは、海、星、コテージ、そして高い高いヤシの木です。
ヤシの木がさまになりすぎる。
この地では今もなお、後悔していることがあります。
1万円ほどの出費をケチりまして、ノカンウイ島(Nokanhui)の砂洲を見るオプショナルツアーを申し込みませんでした。
このホテル発着にもかかわらず、利用しませんでした。
アホです。
後から考えると、1万円ってどうにかなります。
ツアーを入れて時間的に慌ただしく思えても、後でうじうじ後悔してる時間の方が、はるかに長くアホくさいです。
プライスレスな時を得ることは、めったにないことなのですから、ケチるべきではありませんでした。
OURE LODGE ウレ・ロッジ
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