東京国立博物館の表慶館の階段がなかなか美しいものがありました。
設計は宮廷建築家の片山東熊によるものです。
明治42年(1909)竣工の建築ですが、あまり古さを感じません。
基礎に力を入れたようで、 大正12年(1923年)の関東大震災では被災をまぬがれました。
階段の天井がドーム型というのがとても珍しいように思いました。
とても品がある建築で、今回は大衆的な企画展だったので、違う企画展の際は再訪したいと思いました。
<つづく>
東京国立博物館
東京都台東区上野公園13-9
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