隈研吾氏が設計した明治記念ミュージアムの2階も、まるで森の中にいるような気持ちよさがありました。
ベンチなどの家具は、施設を造るにあたり伐採した木を利用したものです。
隈研吾氏の木や環境に関する言葉
建築の設計にあたって、僕がいつも意図していることは『なるべく建物の高さを低くしたい』『地元の自然素材を使いたい』という2点。
日本人はやはり、木という素材に対して、潔癖なところがある。
日本人は古来から、木のもつ多様性、自然の生々しさや優しさみたいなものをコントロールする技術をたくさん持ち合わせている。
環境へのリスペクトなど、世界の人は日本人から学ぶべきことがある。
永遠の杜の中に建てるミュージアムの設計に、木材を熟知した隈研吾氏が選ばれるべくして選ばれたのですね。
明治記念ミュージアム
東京都渋谷区代々木神園町1-1
10:00 ~ 16:30
木曜定休
入館料 1000円
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